株式会社北島水産

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目次

こんにちは北島水産です。
いつも私たちの商品をご利用いただき誠にありがとうございます。

あさりは、お味噌汁やパスタ、酒蒸しなど、食卓に登場することも多い人気の食材ですよね。だからこそ私たちは「おいしい」の前に「安心して食べていただけること」を何よりも大切にしています。

水揚げの段階から加工・出荷に至るまで、私たちのあさり製品にはいくつもの“安全を守る工夫”があります。今回はそのこだわりの一部を皆さまにわかりやすくご紹介したいと思います。

■ なぜ中国産あさりなのか──安定供給へのこだわり

近年、国産あさりの水揚げ量は大きく減少し、今後も増える見込みは立っていません。
そのため相場も高止まりし、流通量も減少。さらに活あさりは砂抜きの手間や身入りの不安定さ、短い使用期限といった課題があります。

一方、中国産あさりは品質・価格ともに安定しており、年間を通して安定供給が可能です。
私たちは「安定した品質のあさりを、安心して食べられる形でお届けする」ために、あえて中国産あさりを採用しています。

■ 現地と日本、ダブルの品質チェック体制

生産現場では毎日早朝5時から品質管理スタッフ4名が立ち入り、細かいチェックを実施しています。
その検査結果はすべて弊社の現地(大連)事務所の責任者に報告され、確認後、弊社にも即時共有される体制を整えています。

さらに、輸出前と日本到着後の両段階で検査を行い安全性を多重に確認しています。

■ 最新鋭設備で“砂抜き”を徹底管理

あさりといえば気になるのが「砂」。北島水産で取り扱うあさりは日本国内産とは異なり、約20〜30メートルの深海で養殖された原料です。そのため漁獲にはポンプを主体とした漁法が用いられており、手掘り漁に比べて砂の残留が多くなる傾向があります。

この特性を踏まえ当社では加工前に約50時間かけて2回の砂抜き工程を実施しています。ただし、あさりには個体差があるため、まれに砂が完全に抜けきらない原料が混じってしまう場合もございます。

もちろん、すべての砂を100%取り除くことは技術的に非常に難しいのが現状です。しかしながら私たちはその課題に真正面から向き合い、最新鋭の設備と管理体制を導入することで可能な限り徹底した砂抜きを行っており、現在では以下のような最新設備を導入し徹底した砂抜きを行っております。

1)工場内の原料砂抜き用水槽にはナノバブル酸素投入装置と水温調整可能な機械を導入しております。

2)二次砂抜き工程ではすべてステンレス製水槽(排水口付き)を使用しております。

これらの設備を使うことにより季節や気温に左右されることなく効率的で安定した砂抜きが可能で、またこれにより鮮度と品質を最大限に引き出しております。

「あさりの砂抜きが変わる!ナノバブルのチカラ」

ナノバブル発生システムとは、一言でいうと水中に直径1マイクロメートル(=0.001ミリ)未満の超微細な泡を生成し洗浄力や浸透性を高める装置のことです。

1. 「微細気泡が殻の隙間に浸透」

ナノバブルは直径が数十ナノメートルと極めて小さく、あさりの殻の隙間や水管の奥まで入り込むことが可能で通常の水では届きにくい部分にまで浸透し砂や汚れを浮かせる効果があります。

2. 「物理的刺激による排出促進」

ナノバブルは水中で崩壊する際に微弱な衝撃波(キャビテーション)を発生させ、この刺激により、あさりの水管や内臓に作用し砂や老廃物の排出を促す可能性があります。

3. 「酸素供給による活性化」

空気(主に酸素)を水に混合することで酸素濃度の高い水環境が生まれ、あさりの呼吸活動が活発になり砂の排出が促進されます。

4. 「洗浄効果による衛生向上」

殻表面や内部に付着した微細な汚れ(泥、バクテリアなど)もナノバブルの洗浄力で除去可能で食品衛生の観点からも、より安全で清潔な状態に仕上げられます。

🦪「アサリの“ジャリッ”の正体は砂だけじゃない!? 貝を美味しく楽しむための豆知識」

上記の通り私たちは食卓に安心とおいしさを届けるため、こうした最新技術を積極的に取り入れていますが、それでも、みなさん、まれに「ジャリッ」とした食感を感じることがありますよね。

実はその正体、必ずしも“砂”とは限らないのをご存じでしょうか?

↓詳しくはこちらをクリックしてください♩↓

https://kitajima-suisan.co.jp/wp-admin/post.php?post=3831&action=edit

■ 安心のための異物混入対策

原料搬入から製品化までの各工程で、複数のチェックを実施しています。

・X線検査:2回(割れ貝・泥貝などを除去)

・金属探知機検査:3回

・目視検品:3回

機械と人の両面から異物混入を防ぎ、徹底的に安全を確保しています。

■ かずかずの安全を取り込んだ製造工程

当社のあさり製品は次のような流れで製造されています。

(1) 原料搬入 (2)洗浄 (3)X 線検査 (4)1 次砂抜き (5)洗浄 (6)2 次砂抜き (7)活貝の 選別 (8)金属検査 (9)洗浄 (10)貝殻の除去 (11)金属検査・洗浄 (12)X 線検査 (13)サイズ選別(14)貝殻の除去(15)目視選別(16)金属検査(17)貝殻の除去(18) 原料ネット詰め(19)ブランチング(20)1 次冷却(21)2 次冷却(22)ネット取り出 し(23)凍結(24)検品(25)金属検査(24)計量・包装(25)保管(26)出荷

特にブランチングという工程では、生きた状態で殻が開かない程度にスチーム加熱したあと凍結処理することで、調理時に殻が開きやすくなり、家庭での調理も簡単になります。

■ プロメトリンなどの残留検査体制

私たちは安心・安全なあさり製品をお届けするために輸入前後の複数の段階で厳格な検査を行っています。
特にプロメトリン(除草剤)をはじめとした有害物質の残留検査や、麻痺性・下痢性貝毒の検査は、国際的な基準に基づいて定期的に実施しています。

検査は養殖海域から日本到着時まで、6つの段階で行われ、各ポイントでの安全性が確認されてはじめて商品が皆さまのもとへ届けられます。

このように現地・輸出前・輸入後といった複数の工程で検査を重ねることで有害物質の混入を防ぎ、安全性をしっかりと確認しています。
これらの取り組みが北島水産の「安心して食べられるあさり製品」を支えています。

■ 食卓に“安心とおいしさ”を届けたい

北島水産のあさり製品は、ただ安定供給するだけでなく「安心してお召し上がりいただける品質」を第一に考えています。
見えない工程の一つひとつが、お客様の安心へとつながる。私たちはそう信じて日々の品質管理に力を注いでいます。

こんにちは北島水産です。
いつも私たちの商品をご利用いただき誠にありがとうございます。

あさりは、お味噌汁やパスタ、酒蒸しなど、食卓に登場することも多い人気の食材ですよね。だからこそ私たちは「おいしい」の前に「安心して食べていただけること」を何よりも大切にしています。

水揚げの段階から加工・出荷に至るまで、私たちのあさり製品にはいくつもの“安全を守る工夫”があります。今回はそのこだわりの一部を皆さまにわかりやすくご紹介したいと思います。

■ なぜ中国産あさりなのか──安定供給へのこだわり

近年、国産あさりの水揚げ量は大きく減少し、今後も増える見込みは立っていません。
そのため相場も高止まりし、流通量も減少。さらに活あさりは砂抜きの手間や身入りの不安定さ、短い使用期限といった課題があります。

一方、中国産あさりは品質・価格ともに安定しており、年間を通して安定供給が可能です。
私たちは「安定した品質のあさりを、安心して食べられる形でお届けする」ために、あえて中国産あさりを採用しています。

■ 現地と日本、ダブルの品質チェック体制

生産現場では毎日早朝5時から品質管理スタッフ4名が立ち入り、細かいチェックを実施しています。
その検査結果はすべて弊社の現地(大連)事務所の責任者に報告され、確認後、弊社にも即時共有される体制を整えています。

さらに、輸出前と日本到着後の両段階で検査を行い安全性を多重に確認しています。

■ 最新鋭設備で“砂抜き”を徹底管理

あさりといえば気になるのが「砂」。北島水産で取り扱うあさりは日本国内産とは異なり、約20〜30メートルの深海で養殖された原料です。そのため漁獲にはポンプを主体とした漁法が用いられており、手掘り漁に比べて砂の残留が多くなる傾向があります。

この特性を踏まえ当社では加工前に約50時間かけて2回の砂抜き工程を実施しています。ただし、あさりには個体差があるため、まれに砂が完全に抜けきらない原料が混じってしまう場合もございます。

もちろん、すべての砂を100%取り除くことは技術的に非常に難しいのが現状です。しかしながら私たちはその課題に真正面から向き合い、最新鋭の設備と管理体制を導入することで可能な限り徹底した砂抜きを行っており、現在では以下のような最新設備を導入し徹底した砂抜きを行っております。

1)工場内の原料砂抜き用水槽にはナノバブル酸素投入装置と水温調整可能な機械を導入しております。

2)二次砂抜き工程ではすべてステンレス製水槽(排水口付き)を使用しております。

これらの設備を使うことにより季節や気温に左右されることなく効率的で安定した砂抜きが可能で、またこれにより鮮度と品質を最大限に引き出しております。

「あさりの砂抜きが変わる!ナノバブルのチカラ」

ナノバブル発生システムとは、一言でいうと水中に直径1マイクロメートル(=0.001ミリ)未満の超微細な泡を生成し洗浄力や浸透性を高める装置のことです。

1. 「微細気泡が殻の隙間に浸透」

ナノバブルは直径が数十ナノメートルと極めて小さく、あさりの殻の隙間や水管の奥まで入り込むことが可能で通常の水では届きにくい部分にまで浸透し砂や汚れを浮かせる効果があります。

2. 「物理的刺激による排出促進」

ナノバブルは水中で崩壊する際に微弱な衝撃波(キャビテーション)を発生させ、この刺激により、あさりの水管や内臓に作用し砂や老廃物の排出を促す可能性があります。

3. 「酸素供給による活性化」

空気(主に酸素)を水に混合することで酸素濃度の高い水環境が生まれ、あさりの呼吸活動が活発になり砂の排出が促進されます。

4. 「洗浄効果による衛生向上」

殻表面や内部に付着した微細な汚れ(泥、バクテリアなど)もナノバブルの洗浄力で除去可能で食品衛生の観点からも、より安全で清潔な状態に仕上げられます。

🦪「アサリの“ジャリッ”の正体は砂だけじゃない!? 貝を美味しく楽しむための豆知識」

上記の通り私たちは食卓に安心とおいしさを届けるため、こうした最新技術を積極的に取り入れていますが、それでも、みなさん、まれに「ジャリッ」とした食感を感じることがありますよね。

実はその正体、必ずしも“砂”とは限らないのをご存じでしょうか?

↓詳しくはこちらをクリックしてください♩↓

https://kitajima-suisan.co.jp/wp-admin/post.php?post=3831&action=edit

■ 安心のための異物混入対策

原料搬入から製品化までの各工程で、複数のチェックを実施しています。

・X線検査:2回(割れ貝・泥貝などを除去)

・金属探知機検査:3回

・目視検品:3回

機械と人の両面から異物混入を防ぎ、徹底的に安全を確保しています。

■ かずかずの安全を取り込んだ製造工程

当社のあさり製品は次のような流れで製造されています。

(1) 原料搬入 (2)洗浄 (3)X 線検査 (4)1 次砂抜き (5)洗浄 (6)2 次砂抜き (7)活貝の 選別 (8)金属検査 (9)洗浄 (10)貝殻の除去 (11)金属検査・洗浄 (12)X 線検査 (13)サイズ選別(14)貝殻の除去(15)目視選別(16)金属検査(17)貝殻の除去(18) 原料ネット詰め(19)ブランチング(20)1 次冷却(21)2 次冷却(22)ネット取り出 し(23)凍結(24)検品(25)金属検査(24)計量・包装(25)保管(26)出荷

特にブランチングという工程では、生きた状態で殻が開かない程度にスチーム加熱したあと凍結処理することで、調理時に殻が開きやすくなり、家庭での調理も簡単になります。

■ プロメトリンなどの残留検査体制

私たちは安心・安全なあさり製品をお届けするために輸入前後の複数の段階で厳格な検査を行っています。
特にプロメトリン(除草剤)をはじめとした有害物質の残留検査や、麻痺性・下痢性貝毒の検査は、国際的な基準に基づいて定期的に実施しています。

検査は養殖海域から日本到着時まで、6つの段階で行われ、各ポイントでの安全性が確認されてはじめて商品が皆さまのもとへ届けられます。

このように現地・輸出前・輸入後といった複数の工程で検査を重ねることで有害物質の混入を防ぎ、安全性をしっかりと確認しています。
これらの取り組みが北島水産の「安心して食べられるあさり製品」を支えています。

■ 食卓に“安心とおいしさ”を届けたい

北島水産のあさり製品は、ただ安定供給するだけでなく「安心してお召し上がりいただける品質」を第一に考えています。
見えない工程の一つひとつが、お客様の安心へとつながる。私たちはそう信じて日々の品質管理に力を注いでいます。

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