お知らせ NEWS&BLOG
目次
おいしさと可能性を秘めた美しき謎の貝「アズマニシキ」
ブログをご覧いただきありがとうございます。
この「もっと知ってほしい!海のめぐみ図鑑」シリーズでは、あまり知られていないけれど実はとても魅力的な海の素材たちを分かりやすくご紹介していきます。
その記念すべき第1回は――その美しい見た目と名前が印象的な「アズマニシキ」「え?それって食べられるの?」「そもそもどんな貝?」という方も多いのではないでしょうか。
今回はこの“知られざる貝”アズマニシキについて食材としての可能性や弊社北島水産が注目している理由をご紹介します!
アズマニシキってどんな貝❓

アズマニシキ(吾妻錦・東錦)は帆立と同じイタヤガイ科に属する食用貝です。
名前の由来
由来・語源:『目八譜』より
この名前は江戸時代に武蔵石寿(むさしいしじゅ)という人達が考えたものだと言われています。「東」という言葉の意味ははっきりしていませんが名前を付けたときの貝殻が関東周辺で採れたものだったからかもしれません。また「にしき」と呼ばれるのは赤や黄色などのいろいろな色が出やすい貝だからではないかと考えられています。
特徴(見た目)
見た目はホタテにやや似た印象のある二枚貝です。
殻はやや厚みがあり表面には美しい縞模様が入っていて名前の通り“錦”のような華やかさが特徴です。
一見すると観賞用のようにも思われがちですが、実は食用としても優れたポテンシャルを持つ貝なんです。
アズマニシキ貝が日本に届くまで
どこで育てられているの? 〜養殖地のご紹介〜
アズマニシキ貝は中国でも北東部に位置する烟台(エンタイ)から大連(ダイレン)にかけての沿岸地域をはじめ王家島や広鹿島といった島々でも養殖が行われています。
このエリアは自然環境が豊かで水質も良く貝の育成に適した地域として知られています。おいしい貝を育てるには、やはり環境がとても大切なんです。
いつ獲れるの? 〜収穫時期と供給について〜
アズマニシキ貝の生産は3月から始まり4月〜6月にかけて最盛期を迎えます。
この時期になると卵がふくらみ貝にしっかりとした旨みがのってくるんです。
収穫されたアズマニシキ貝は鮮度の良いうちに加工・冷凍され日本へ輸送されます。
そのため、冷凍加工品としては通年で安定した供給が可能となっており、季節に関係なくいつでも美味しさを楽しんでいただけます。
安全・安心の理由 〜最新設備と徹底した衛生管理〜
私たちが取り扱うアズマニシキ貝は衛生管理が徹底された最新設備の工場で加工されています。
加工時には殺菌処理された海水を使用しており雑菌を防ぎながらも貝の風味を損なわないように丁寧に扱われています。
また最新のX線検査機を導入し異物混入などのリスクにも万全の体制を整えています。
このように安全・安心を第一に考えた管理のもとで生産され日本国内へと届けられています。
食べてみるとどうなの❓どうやって食べるの❓
味~溢れだす旨み~
帆立貝に比べて味わいはややあっさりしていますが貝柱にはほどよい甘みと心地よい歯ごたえがあり一口食べればその上品な旨みに驚かされます。さらに加熱すると旨みがぎゅっと凝縮され香ばしさとともに濃厚な味わいが広がります。 貝好きなら一度は味わっておきたい、まさに“隠れた逸品”です!
料理例のご紹介~アイデア次第で食べ方無限大♩~
和・洋・中、メイン料理・副菜・お酒のおつまみとアイデア次第でどんなお料理でも美味しく召し上がっていただけます。
(例えば・・)
・その季節の旬の野菜とあわせた海鮮サラダにもおすすめです。

・酢味噌和えにすると歯ごたえのある食感が楽しめます。
・煮付けや佃煮にすると噛むほどにうま味がしみ出してご飯のお供にもぴったりです♩
・串焼きや酒蒸し、バター焼き、パスタ、味噌汁、天ぷらなどなど

なぜ今私たちは「アズマニシキ貝」に注目しているのか?
私たち北島水産では長年にわたり、さまざまな貝類・海産物を扱ってきました。 その中で改めて注目しているのが「知る人ぞ知る素材たち」のひとつである「アズマニシキ貝」、そのポテンシャルです。
実はここ数年、日本のホタテ事情はちょっと深刻なんです。海水温が高くなったり、ホタテのエサが不足したりといった理由で水揚げ量が激減…。その影響でホタテの価格もグンと上がってしまいました。
そんな中、私たちが注目しているのが「アズマニシキ貝」。名前はまだあまり知られていませんが実はこの貝、見た目も味もホタテにそっくり!しかも水揚げが安定している上にお値段はホタテの“半分くらい”と、とってもお手頃なんです。
つまり「ホタテは高くてちょっと手が出ないな…」という今の時代にぴったりの、まさに“家計の味方”になる貝なんです!
まだまだスーパーなどでは見かける機会が少ないかもしれませんが今後注目間違いなしのアズマニシキ。ぜひ覚えておいてくださいね!
商品へのこだわり
弊社では採れたての活きたアズマニシキを、ふっくらと蒸して旨みを閉じ込めているのが特徴です。
まだ知られていないからこそ広めたい(まとめ)
アズマニシキという貝、今回初めて知ったという方も多いかもしれません。 でも、こんなにも美味しくて美しい貝が海にはまだまだたくさんあります。
このシリーズでは今後もそんな“隠れた逸材”を取り上げていきますので、ぜひ次回も楽しみにしていてくださいね。 そして、いつか皆さまの食卓で「アズマニシキ」が話題になる日が来ることを願って――
北島水産は、これからも「まだ知られていない海のめぐみ」を発掘し魅力を発信してまいります!
おいしさと可能性を秘めた美しき謎の貝「アズマニシキ」
ブログをご覧いただきありがとうございます。
この「もっと知ってほしい!海のめぐみ図鑑」シリーズでは、あまり知られていないけれど実はとても魅力的な海の素材たちを分かりやすくご紹介していきます。
その記念すべき第1回は――その美しい見た目と名前が印象的な「アズマニシキ」「え?それって食べられるの?」「そもそもどんな貝?」という方も多いのではないでしょうか。
今回はこの“知られざる貝”アズマニシキについて食材としての可能性や弊社北島水産が注目している理由をご紹介します!
アズマニシキってどんな貝❓

アズマニシキ(吾妻錦・東錦)は帆立と同じイタヤガイ科に属する食用貝です。
名前の由来
由来・語源:『目八譜』より
この名前は江戸時代に武蔵石寿(むさしいしじゅ)という人達が考えたものだと言われています。「東」という言葉の意味ははっきりしていませんが名前を付けたときの貝殻が関東周辺で採れたものだったからかもしれません。また「にしき」と呼ばれるのは赤や黄色などのいろいろな色が出やすい貝だからではないかと考えられています。
特徴(見た目)
見た目はホタテにやや似た印象のある二枚貝です。
殻はやや厚みがあり表面には美しい縞模様が入っていて名前の通り“錦”のような華やかさが特徴です。
一見すると観賞用のようにも思われがちですが、実は食用としても優れたポテンシャルを持つ貝なんです。
アズマニシキ貝が日本に届くまで
どこで育てられているの? 〜養殖地のご紹介〜
アズマニシキ貝は中国でも北東部に位置する烟台(エンタイ)から大連(ダイレン)にかけての沿岸地域をはじめ王家島や広鹿島といった島々でも養殖が行われています。
このエリアは自然環境が豊かで水質も良く貝の育成に適した地域として知られています。おいしい貝を育てるには、やはり環境がとても大切なんです。
いつ獲れるの? 〜収穫時期と供給について〜
アズマニシキ貝の生産は3月から始まり4月〜6月にかけて最盛期を迎えます。
この時期になると卵がふくらみ貝にしっかりとした旨みがのってくるんです。
収穫されたアズマニシキ貝は鮮度の良いうちに加工・冷凍され日本へ輸送されます。
そのため、冷凍加工品としては通年で安定した供給が可能となっており、季節に関係なくいつでも美味しさを楽しんでいただけます。
安全・安心の理由 〜最新設備と徹底した衛生管理〜
私たちが取り扱うアズマニシキ貝は衛生管理が徹底された最新設備の工場で加工されています。
加工時には殺菌処理された海水を使用しており雑菌を防ぎながらも貝の風味を損なわないように丁寧に扱われています。
また最新のX線検査機を導入し異物混入などのリスクにも万全の体制を整えています。
このように安全・安心を第一に考えた管理のもとで生産され日本国内へと届けられています。
食べてみるとどうなの❓どうやって食べるの❓
味~溢れだす旨み~
帆立貝に比べて味わいはややあっさりしていますが貝柱にはほどよい甘みと心地よい歯ごたえがあり一口食べればその上品な旨みに驚かされます。さらに加熱すると旨みがぎゅっと凝縮され香ばしさとともに濃厚な味わいが広がります。 貝好きなら一度は味わっておきたい、まさに“隠れた逸品”です!
料理例のご紹介~アイデア次第で食べ方無限大♩~
和・洋・中、メイン料理・副菜・お酒のおつまみとアイデア次第でどんなお料理でも美味しく召し上がっていただけます。
(例えば・・)
・その季節の旬の野菜とあわせた海鮮サラダにもおすすめです。

・酢味噌和えにすると歯ごたえのある食感が楽しめます。
・煮付けや佃煮にすると噛むほどにうま味がしみ出してご飯のお供にもぴったりです♩
・串焼きや酒蒸し、バター焼き、パスタ、味噌汁、天ぷらなどなど

なぜ今私たちは「アズマニシキ貝」に注目しているのか?
私たち北島水産では長年にわたり、さまざまな貝類・海産物を扱ってきました。 その中で改めて注目しているのが「知る人ぞ知る素材たち」のひとつである「アズマニシキ貝」、そのポテンシャルです。
実はここ数年、日本のホタテ事情はちょっと深刻なんです。海水温が高くなったり、ホタテのエサが不足したりといった理由で水揚げ量が激減…。その影響でホタテの価格もグンと上がってしまいました。
そんな中、私たちが注目しているのが「アズマニシキ貝」。名前はまだあまり知られていませんが実はこの貝、見た目も味もホタテにそっくり!しかも水揚げが安定している上にお値段はホタテの“半分くらい”と、とってもお手頃なんです。
つまり「ホタテは高くてちょっと手が出ないな…」という今の時代にぴったりの、まさに“家計の味方”になる貝なんです!
まだまだスーパーなどでは見かける機会が少ないかもしれませんが今後注目間違いなしのアズマニシキ。ぜひ覚えておいてくださいね!
商品へのこだわり
弊社では採れたての活きたアズマニシキを、ふっくらと蒸して旨みを閉じ込めているのが特徴です。
まだ知られていないからこそ広めたい(まとめ)
アズマニシキという貝、今回初めて知ったという方も多いかもしれません。 でも、こんなにも美味しくて美しい貝が海にはまだまだたくさんあります。
このシリーズでは今後もそんな“隠れた逸材”を取り上げていきますので、ぜひ次回も楽しみにしていてくださいね。 そして、いつか皆さまの食卓で「アズマニシキ」が話題になる日が来ることを願って――
北島水産は、これからも「まだ知られていない海のめぐみ」を発掘し魅力を発信してまいります!